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2025/12/07 16:25

︎《決意》


ジュエリーデザイナーになろうと決めたのは、高校生の時。

特別勉強が好きだったわけでもなく、

大学にも興味がなかった。


「私はキラキラしたものが好きだ!」

そう思った瞬間に、なぜか「ジュエリーだ」と思った。

元々アクセサリーはよく買っていたけど

あの時どうして“ジュエリー”という言葉が出てきたのかは今でもわからない。


そして私は、まさか自分が“センス”のいる仕事を選ぶなんて、思ってもいなかった。


当然ながら、普通の高校を出たばかりの私が、いきなりデザインを描けるわけもなく、

専門学校の課題も散々だった(笑)


でも、“なる”って決めたから。

無我夢中で専門学校と宝飾の会社を駆け抜けた。


︎《自分のデザインが形になる》


初めて自分の描いたデザインが商品になった時。

その商品を展示会で、自分の手で売った時。

ブランドさんにOEMで採用され、店頭に自分のデザインのジュエリーを買いに行ったあの日も。

(→注文が来て、自分で工場に発注して、

石やパーツを手配して、完成品を検品して、

ブランドさんに納品して…

そして店頭まで行って、受け取った・笑)


どの瞬間も、今でも覚えてる。


そんなふうに、たくさんの経験をさせてもらった。

本当に嬉しかった。


︎《挫折と再決意》


でも、私は自分の才能を信じきれなかった。

やればやるほど「やっぱり無理なんじゃないかな」って思うようになってしまった。


一度、諦めた。

だけど、諦められなかった。


どれだけ離れても、最後には必ず心が

ジュエリーに辿り着く。


だから私は、「諦めるのを諦めた」。


とことん、やることにした。

私の「好き」を、形にしていく。


︎《全ては繋がっている》


20年間がんばってきたことは、全部このためだったんだと、今では本気で思っている。


経験は、何よりの強み。


才能やセンスという言葉に惑わされず、

私は、美しさと好きを、これからも追い求めていきます。